厚木市の精神科、内科、物忘れ外来、児童思春期外来|相州病院

各部門についてのご紹介です

当相州病院は「看護部」と「コメディカル部」とに分かれます。
各ページ内リンクより、それぞれの内容をご覧いただけます。

看護部
理念・方針
病棟紹介
現任教育
インターンシップ制度
スタッフ募集
WEB病院見学
看護師採用情報
コメディカル部
コメディカル部とは
相談課
心理課
リハビリテーション課
デイケア

看護部

看護部長挨拶

私たち看護部は「公平無私」「隣人愛」「進取の気風」という3つの理念に基づき、地域の皆さまに信頼されるよう質の高い看護を目指しています。
そのため、看護職員には今まで以上に力を入れて教育や研修に参加できるよう支援しています。eラーニングの導入により、
24時間好きな時に学習できる環境を心掛けています。院外研修については病院が補助する制度を設けています。

近隣の大学からは看護学生を受け入れており、将来の精神看護を担う人材育成のお役に立てればと考えています。
インターシップや病院見学も受け付けており、客観的に広く透明性のある評価もしていただければと考えています。

急性期の精神科看護、認知症看護、修正型電気痙攣療法の看護など、専門的な看護を行っています。
精神看護専門看護師(リエゾンナース)や精神科認定看護師を配置し質の高い看護の提供を心掛けています。
ママさんナースが働きやすいよう院内に保育所を設置していて、24時間預けられるので日勤でも夜勤でも利用できます。

看護職員は最も患者さんに近い存在です。看護部において、主役はスタッフの皆さんです。看護部長は管理者として皆さんを支えます。
私たち看護部は、患者さんを尊重し寄り添いながら多職種と連携し、患者さん自身にとって生活の質が高められるようケアしています。

看護部長 福岡 透

看護部理念

その人らしさを尊重した誠実で思いやりのある、寄り添う看護・介護を実行します

2024年度看護部目標

  • 1.患者の権利を擁護し、安全で安心できる質の高い・心暖かい看護の提供をします
  • 2.精神科看護の専門性を追求し、患者に寄り添い、信頼される看護を提供します
  • 3.患者さんの社会生活を支えるため、多職種と協同し、チーム医療の推進者としての役割を発揮します
  • 4.看護の本質を追究し、誇りとやりがいをもてる自律した人材を育成します
  • 5.一人ひとりが専門職として倫理観を持ち研修の充実と自己研鑽に努めます
  • 6.病院経営に参画し、組織に貢献します

看護部長 精神科認定看護師 福岡 透

病棟紹介

精神科急性期治療病棟(閉鎖)(本館2、3階)

急性症状・増悪症状を集中的に治療し、1日でも早く自分らしさを取り戻し家庭や地域・職場への復帰を目標にしている病棟です。

患者様の急性期、臨界期(3階)、回復期(2階)の各ステージにおいて適切な医療と看護の提供をします。
他職種との連携を円滑に行いながら、患者様への適切なケアを提供します。

精神療養(閉鎖)病棟(新館2階)

急性期の受け入れから慢性期のリハビリと多様な患者様が多様化している病棟です。
患者様個々の「その人らしい自立」を目指し、セルフケア能力の向上・維持に向けた援助に努めています。

閉鎖病棟ですが、個別に病棟開放を実施したり、コミュニティなど意見や思いを言える場を大切にし、
患者様が自己決定できる環境を保障した看護を進めています。

精神療養(開放)病棟(東館2階)

慢性期に移行し、病状が比較的安定され長期入院している患者様に対し、適切な医療・看護・介護を提供する病棟です。
病気自体の影響や長い入院生活によって引きおこされている生活障害の回復に向け、
患者様と共に目標設定して、 セルフケア能力を高め生活の質の向上を図っています。

退院支援に向けコメディカルと連携し、社会性の回復・促進に 向けた計画をして、
地域社会に目を向けられ自信と希望が持てるよう援助しています。

認知症治療病棟(新館3階)

患者様の「生活の場」を豊かなものにし、「その人らしく」過ごして頂けるよう援助すると共に、
生きる喜びを味わっていただけるような看護・介護を行っています。

認知症による、著名な精神症状と行動障害により、
在宅や他施設・病院での治療や生活が困難な患者様に対して、適切な医療と看護を提供します。

また、高齢者の尊厳を保ち柔軟な個別対応に心がけながら症状の緩和に努めています。
身体機能を考慮しながら、身体合併症の予防と治療方針に基づいた看護・介護を行い、
安心で安全なケアを提供することで、ご家族様からより信頼されるように努めています。

精神療養(高齢者対応)病棟(新館4階)

患者様の『生活の場』を豊かなものにし、「その人らしく」過ごせるように支援するとともに、
生きる喜びを味わっていただけるように看護・介護をおこなっています。

精神科急性期・慢性期病棟と連携し、認知症と診断された患者様や、慢性期の精神疾患の患者様、
また、在宅・他施設において、認知症の周辺症状が激しく、日常生活が困難な患者様に対して、適切な医療・看護・介護を提供しています。
個々の人としての尊厳を保ち、老年期精神疾患・認知症の特徴を理解し、
日々の活動内容を工夫し、身体合併症の早期発見・感染予防にも努めています。
チーム医療を充実させ、患者様・ご家族の満足度がますよう、安全で安心して頂ける環境と個別性を重視した対応と生活機能を継続的に観察し、セルフケアレベルを維持向上できるよう援助しています。

現任教育

チーム医療を担う一員として人間性を豊かにし、
質の高い看護が提供できるよう教育計画を立案し実践・評価しています。

  • 本人の目標に応じたキャリアアップを図る院内・院外教育システム 院外教育では、
    日本看護協会・日本精神科看護技術協会・病院協会などの研修参加
  • 子育てを中心に、状況に応じた教育プログラムへの参加 院内・院外研修時に保育室利用
  • 段階教育への参加は、主体的に課題を決めて取り組めるよう支援しています。
  • 病院職員として、組織目標達成のために全職種対象に病院教育委員会による研修の参加

インターンシップ制度について

看護学校卒業後に当院で勤務する意志の有る看護学生、准看護師を対象に通学支援として奨学金制度を設けています。

また、インターンシップを随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。

当院で働きながら看護師、准看護師の資格を取る事を応援します。
奨学金 8万円/月 別途、生活支援金制度3万円/月も有ります。通信制の学費補助も有ります。
遠方にお住まいの方も当院の奨学生制度を利用できます。詳細についてはご相談ください。
万が一、国家試験に不合格となった場合は准看護師、看護補助者として働き、再受験可能です。

病院教育委員会 年間研修内容
研修名 目標
病院の課題 病院の抱えている課題について職員が現状認識でき解決に向けて各々が役割を担うようにする
精神疾患の理解 公開講座を開催し、院内職員の知識の向上並びに他施設職員との交流を図る
接遇 職員としての自覚を持ち、患者様の立場を考えた満足度の高い対応ができる
医療安全 医療安全に関する意識の向上と基本的な考え方を熟知して事故防止に取り組むことができる
感染対策 基本的な知識を身につけ効果的な感染対策を実践できる能力を高める
医薬品・医療機器の安全管理 安全管理の必要性を理解し、正しい取り扱いができる
防災 患者様の生命の守り手として、いかなる状況においても職員各々が適切な活動ができる
褥瘡対策 科学的根拠に基づいた褥瘡予防とケアの実際について理解し、実践できる
法律の理解と活用 精神保健福祉法を正しく理解でき、実践できる

コメディカル部

コメディカル部とは

相談課、リハビリテーション課、心理課の3つの課を一つの部として独立させチーム医療において対等な立場で質の高い専門性を発揮しております。

精神保健福祉士
病気によって生じる様々な悩みや困難をあなたと一緒に考えます。
また、社会資源のご案内、退院に向けての準備をお手伝いします。
作業療法士
目標を持って作業や活動に参加することで、
あなたが早く健康的な生活を取り戻せるようにお手伝いします。
臨床心理士
心理検査により性格の傾向や適応力を評価します。
また、あなたの内面的な問題が改善できるように定期的に話し合いを行います。

相談課

様々な生活上での問題や不安ごとなどについて、精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)が
お話を伺い、解決などのお手伝いをさせていただきます。

  • 初めて精神科にかかりたい
  • 家族や知り合いを受診させたい
  • 入院を考えているが
    入院時に必要なものや
    費用を知りたい
    また生活や施設等を知りたい
  • 保険(社会保険・国民健康保険など)のことや
    行政窓口などの手続きで分からないことがある
  • 福祉サービスを利用したい
  • 働きたいけれど体調が優れず、上手くいかない
  • 経済的なことで心配がある
  • 在宅生活上で不安なことや悩みごとがある
  • デイケアを利用したい
  • 訪問看護を利用したい
  • 相談先が分からない

お伺いした相談内容については、秘密を厳守致しますので、いつでもお気軽にご相談ください。
ご希望の際は、まずはお電話にてお問い合わせください。
一人で悩まず、一緒に考えていきましょう。

問い合わせ先
相州病院 コメディカル部 相談課
受付時間:AM9:30 〜 PM4:30
TEL:046-241-3352(相談課直通)

心理課

外来心理面接(カウンセリング)のご案内

当院の外来では、患者様のこころの悩みに対して、
臨床心理士による心理面接(カウンセリング)を行っております。

臨床心理士が一人ひとりとじっくりと向き合い、
患者様がより豊かな日常生活を送るためのサポートを、心理面接を通して行っています。
具体的には以下のようなこころの悩みや問題を抱えている方、
心理面接に関心をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

etc

*1 患者様の病状等によっては心理的支援が適切でない場合がありますので、ご希望の方はまずは主治医とご相談ください。

*2 心理アセスメントとは、心の問題がどうして起こっているのかを心理面接や心理検査を通して理解することです。
必要があればいくつかの心理検査を行います。

○ 費用について
費用等については、お電話にてお気軽にお問い合わせください。

○ 守秘義務について
個人情報が、病院外にもれることはありません。安心してご利用ください。

 
入院中の心理面接(カウンセリング)等のご案内

心理課では、入院中の患者様がご自身の心の問題や悩みに取り組むお手伝いをします。
主治医の指示のもと*1、他職種と連携を取りながら、臨床心理士としての専門性を活かした支援を目指しています。
あなたが普段感じている“生きづらさ”について一緒に考える機会を持ってみませんか。

*1 患者様の病状等によっては心理的支援が適切でない場合がありますので、ご希望の方はまずは主治医とご相談ください。

○ 心理アセスメント
心理アセスメントでは、面接や心理検査を通して患者様を総合的に理解することを目指します。
なお、心理検査は、目に見えない心の状態や心の問題の背景、得意なことや苦手なことなどを把握するものです。

○ 心理面接(カウンセリング)
さまざまな心の問題について一緒に考え、今よりも生きやすくなったり、
より良い生活が送れたりすることを目標に、定期的な面接を行います。

○ グループ療法(集団療法)
他職種と協力の上、各病棟で患者様のニーズに合わせたグループ療法を実施しています。
グループのメンバーとともに、不安や悩みなどさまざまな思いを共有し、心理的な問題を改善していくことを目指します。

※ 守秘義務について
個人情報が、病院外にもれることはありません。安心してご利用ください。

 

リハビリテーション課

作業療法 (Occupational Therapy : OT) とは?

「作業活動」を用いて健康的でその人らしい生活を送れるよう支援することを目的として1876年、
ドイツからはじまりました。時代によって内容は変わり、
現在は精神科だけではなく身体障害や小児分野でも行われています。

「作業療法士」は国家資格をもっており、患者様に対し作業活動を媒介として治療的な人間関係をつくりあげ、
患者様の自立性、社会性を促すよう援助する職業です。

作業療法はどういう所で行っているの?

主に以下のお部屋で行っています。


体操室 様々な活動が行われています。
 


調理室 楽しく学んで、苦手なことを
克服してみませんか?


創作室 創作活動、心理プログラムを
行っています。


活動室 主に音楽プログラムを
行なっています。

相州病院での作業療法 (以下 OT) の特徴は?

様々な作業活動の中から患者様の治療目的にあわせてプログラムを決めていきます。

プログラムを決める際は作業療法士と話し合いながら目標達成に向けた選択を行ないます。
作業活動を行なう主な目標は以下の通りです。

1) 生活リズムを整える

昼間活動して、夜にしっかり寝ることは健康的な生活の基本です。
決められた活動に毎日参加することは、規則正しい生活作り、
病態を安定させる手助けとなります。
また、体力を動かすこともよい睡眠を助けます。

⇒ 体操、エクササイズ、ヨガ、園芸


体力UPや仲間づくりのためにゲームや
エクササイズで汗を流します。


牛乳パックと布などを使ったペン立てや
めがねケースが作れます。

2)心の調子を整える

安定した生活を保つには安定した気持ちを
保てるようになることが重要です。
活動にただ参加するのではなく、

「今日は楽しく参加できた」
「今日はだれだれとたくさん話ができた」
「今日はつらかったけど最後まで参加できた」
というプラスの体験を通して自分を褒め、
自分に自信をつけていくことは安定した気持ちを
保つ手助けとなります。

⇒ 体操、創作活動、ヨガ、フラワーアレンジメント


編み物やマスコット作り
 


季節の花を使ったフラワーアレンジに
チャレンジ!食卓も華やぎます。

3)ストレス対抗能力
(ストレスとうまく付き合う能力)

ストレスは心身ともに悪影響を及ぼし症状を悪化させますが、
ストレスとうまくつきあっていく能力(ストレス対処能力)を
育てることは症状を安定させるためにとても重要です。

ストレス対処能力を育てるには、
ストレスと付き合う練習を重ねることが大切です。
その為にはただストレスに耐えるだけ、避けるだけではなく、

「自分はどんなストレスに弱いのか」
「自分は今ストレスを感じているのか?」
「このストレスはどうすれば解消できるのか」
ということを意識していかなければなりません。

「多少面倒でもできるかぎり参加すること」
「調子が悪いときは言葉でスタッフに説明すること」
「どうすれば気分転換できるか知ること」
を実践し、ストレスと上手に付き合っていく力を
育てることが大切です。

⇒ 音楽、調理活動、ヨガ、コーラス など


音楽療法では様々な楽器を
使って演奏を行います。
 


癒しタイムではアロマオイルを
使い優しい香りに包まれながら
ヨガを行ないます。

4) 社会生活に向けての準備

入院が長くなると、使わない筋肉がどんどん弱く細くなってしまうように以前は生活の中でできていたことができなくなってしまうことがあります。

OTでは

「活動の準備・片付けを自分で行うことで身の回りのことが
できるようになること」
「他の参加者やスタッフと適度な距離を保ってつきあうこと」
「ルールを守ること」
「遅刻しないこと」
などを意識し参加いただいています。

⇒ 創作活動、プログラム、リクリエーション、調理活動


藤細工で自分だけのかご作りや
コースター作り。


季節の貼り絵

 
 
OT のプログラムや頻度はどのように決めているの?

OTは主治医から作業療法処方箋が出されるところからはじまります。
そのうえでその患者様の

「入院中の課題は何か?」
「今はどういう状態なのか?」
「退院後はどんな生活を送る予定なのか?」
「退院後にどんな生活を送りたいのか?」

といった情報を確認した上で作業療法士はその患者様とお話してプログラムや週に何回出席するのか、
どんなことに気をつけて参加したら良いのか、などを一緒に考えて決めていきます。

以上のような経過を経て、患者様がなるべく早く社会生活に戻ることができるように援助していきます。
ここで大切なのは作業療法とは『やらされている』ものではなく目的意識をもって参加するということです。
ぜひ自分の治療目標を明確にし、意識した上で参加してください。

その他
  • 生活リズムを変えたい。
  • 人との交流に慣れたい
  • 友人、仲間がほしい。などの目標を持った方はこちら
  

デイケア

精神デイケアとは

地域で生活しながら利用できる外来医療の一つです。
様々な活動を通して社会生活の自立や安定を目指すところです。

などの目標をもった方が通っています。

  
 
当院デイケアの治療方針と特色

■安心安全に治療が受けられる場所の提供
…多職種によるチームでのフォローアップ。

■ひとりひとりに合わせた支援
…個々の目標設定、プログラム提供、定期的な面談設定。

■当院外来治療の充実
…退院された患者様のアフターフォロー。地域に戻るまでの準備としての利用。

■個々の主体性を高める支援
…コミュニティミーティングの実施

相州病院デイケアでは、利用目的、課題に合わせたプログラムを選んで参加することができます。
定期的なスタッフとの面談の中で、目的や目標の確認、振り返りを行っています。

※ 週間・最新月間プログラム表と、各プログラムの内容一覧表です(PDF形式)。

 
主なプログラム

プログラムは個人の目標や課題に合わせてスタッフと共に選んでいきます。
運動系や料理プログラムの他に、自己表現活動やコミュニケーションを学ぶものなどがあります。


園芸・・・四季折々の花や野菜を
畑で育てています。


りんごの木・・・喫茶店の作業を通して、
仕事の練習ができます。

利用するには?

利用出来る方

■料金
各種保険および、自立支援医療制度が利用できます。自立支援医療制度利用の方は1割負担です。

■利用の流れ

■連絡先(デイケア直通)
電話番号:046(241)3206 (9:00 〜 17:00)

デイケア通信

当施設で行われているデイケアの様子をお伝えするため、
「デイケア通信」を更新しております。

デイケア通信はこちら

 

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